スキャンダルにはご褒美を② 3
――
またアイドルと知り合える…
同志もだけど桜さんも神過ぎ…
アイドルってこんな簡単に逢える存在…?
いやっ…
私はCEOとしての責任が…
アイドルの未来は…私が…
でも…私なんでもします…
原田CEO抱いてとか…
好きにしてとか…
今日泊まってくとか…
そんなの言われちゃったら…
我慢しないよ…?
――
道玄坂47メンバーの住んでる寮に移動し
エレベーターの中で原田が
3流週刊誌並みの馬鹿な妄想をしていると
すぐに目的階に到着したので
小走りでエレベーターを降り
桜から聞いた部屋番号を
頭の中で復唱しながら
廊下を歩いていると
すぐにお目当ての部屋が見つかり
――
ここに…
私を必要としてるアイドルが…
もう帰宅してるのかな…?
――
気持ちが高まり
緊張で手が震えますが
心の中で深呼吸すると
震えは徐々に治まり
治まらない荒々しい鼻息を吐き
迷わずインターホンを鳴らすと
「はい…?」
――
これ誰の声だっけ…?
――
不在ではなかったので安心し
少し沈んだ女性の返事に
それが誰かを考えながら
「早乙女SDから…
今回の件で…話を伺うよう言われて
参りました原田ですが…」
CEOと付けるかどうか本気で迷い
妙にかしこまった物言いで
インターホンに向かって
若干緊張気味に声をかけると
返事はありませんが
鍵が解除される音が聞こえ
――
誰だ…?誰なんだ…?
――
思わず自分から扉を
開けてしまいそうになりますが
何とか我慢し
開くのを今か今かと待っていると
思いのほか勢いよく扉が開いたので
驚く原田でしたが
「へっ…?」
扉の間から見えた顔に
即座に部屋を間違えたと思い
部屋番号を確認しますが
桜に聞いた部屋で間違いはなく
「アンタ誰…?」
扉の隙間から見える顔は
アイドルといえばアイドルですが
イケメングループに所属してるような
20代後半くらいの背が高い
茶髪のイケメンだったので
状況が全く理解できず
インターホン越しに聞こえた声も
完全に女性の声だったのにと
何が何だか分からず狼狽えるだけで
「ねぇ…聞いてんの…?」
ほんの数秒前まで
アイドルに逢えると
信じて疑わなかったのに
目を細めた茶髪のイケメンに睨み付けられ
理解不能の原田は恐怖心まで覚え
――
なんだコイツ…?
誰…?なんでアイドルの部屋に…?
メンバーの兄弟…?
しかし…今からスキャンダルの話を…
そこに同席する…?
まさか彼氏…?
こいつが2ショットの相手なの…?
コイツ誰なんだ…?
――
頭の整理がつきませんが恐る恐る
「あ、貴方こそ…誰ですか…?」
聞きたいことは山ほどあるのに
それだけしか聞けず
茶髪のイケメンの様子を伺うと呆れ顔で
「あのさぁ…先輩…?
先に聞いてるのこっち…
質問に質問返すって…
社会人失格じゃねぇ…?
良い歳して分かんないかな…?」
――
その口の利き方はなんだ…?
初対面だろ…?
――
「すいません…
インターホンで…
先ほども言いましたが…
私は早乙女SDから
ここに行くよう言われた原田です…」
あらゆる意味で
イケメンに指摘されたような
社会人失格の原田は
さすがに怒りを覚えますが
もちろん言い返すことなど出来ず
訳が分からない状況に加え
元来の気の弱さを見せ
弱々しい声で答えると
イケメンは鼻で笑い
「でっ…早乙女ちゃんは…
いつくるの…?大事な話なんだぜ…
彼女が来なきゃ…話にならないんだよ…」
馴れ馴れしい男の口調に
最初は冗談かと思いますが
――
早乙女ちゃんって…
桜さんの顔見知りなのか…?
もしかして…桜さんも…
同志のようにアイドルに…
彼氏の存在を認めてて…
やはり…コイツは彼氏…?
そんなの聞いてないし…
――
男の正体が分からず
状況も全く理解出来ず困惑したまま
「早乙女SDは…
ここには来ませんが…?」
正直に答えると男は舌打ちをし
「なんだよそれ…
早乙女ちゃんが来るって言うから…
待ってたんだぜ…?
どうにかしろよ…?」
――
やっぱ知り合いなんだ…
――
あまりの迫力に原田は迷わずに
桜に助けを求めようと決め
ポケットからスマホを取り出します
<続きへ>
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またアイドルと知り合える…
同志もだけど桜さんも神過ぎ…
アイドルってこんな簡単に逢える存在…?
いやっ…
私はCEOとしての責任が…
アイドルの未来は…私が…
でも…私なんでもします…
原田CEO抱いてとか…
好きにしてとか…
今日泊まってくとか…
そんなの言われちゃったら…
我慢しないよ…?
――
道玄坂47メンバーの住んでる寮に移動し
エレベーターの中で原田が
3流週刊誌並みの馬鹿な妄想をしていると
すぐに目的階に到着したので
小走りでエレベーターを降り
桜から聞いた部屋番号を
頭の中で復唱しながら
廊下を歩いていると
すぐにお目当ての部屋が見つかり
――
ここに…
私を必要としてるアイドルが…
もう帰宅してるのかな…?
――
気持ちが高まり
緊張で手が震えますが
心の中で深呼吸すると
震えは徐々に治まり
治まらない荒々しい鼻息を吐き
迷わずインターホンを鳴らすと
「はい…?」
――
これ誰の声だっけ…?
――
不在ではなかったので安心し
少し沈んだ女性の返事に
それが誰かを考えながら
「早乙女SDから…
今回の件で…話を伺うよう言われて
参りました原田ですが…」
CEOと付けるかどうか本気で迷い
妙にかしこまった物言いで
インターホンに向かって
若干緊張気味に声をかけると
返事はありませんが
鍵が解除される音が聞こえ
――
誰だ…?誰なんだ…?
――
思わず自分から扉を
開けてしまいそうになりますが
何とか我慢し
開くのを今か今かと待っていると
思いのほか勢いよく扉が開いたので
驚く原田でしたが
「へっ…?」
扉の間から見えた顔に
即座に部屋を間違えたと思い
部屋番号を確認しますが
桜に聞いた部屋で間違いはなく
「アンタ誰…?」
扉の隙間から見える顔は
アイドルといえばアイドルですが
イケメングループに所属してるような
20代後半くらいの背が高い
茶髪のイケメンだったので
状況が全く理解できず
インターホン越しに聞こえた声も
完全に女性の声だったのにと
何が何だか分からず狼狽えるだけで
「ねぇ…聞いてんの…?」
ほんの数秒前まで
アイドルに逢えると
信じて疑わなかったのに
目を細めた茶髪のイケメンに睨み付けられ
理解不能の原田は恐怖心まで覚え
――
なんだコイツ…?
誰…?なんでアイドルの部屋に…?
メンバーの兄弟…?
しかし…今からスキャンダルの話を…
そこに同席する…?
まさか彼氏…?
こいつが2ショットの相手なの…?
コイツ誰なんだ…?
――
頭の整理がつきませんが恐る恐る
「あ、貴方こそ…誰ですか…?」
聞きたいことは山ほどあるのに
それだけしか聞けず
茶髪のイケメンの様子を伺うと呆れ顔で
「あのさぁ…先輩…?
先に聞いてるのこっち…
質問に質問返すって…
社会人失格じゃねぇ…?
良い歳して分かんないかな…?」
――
その口の利き方はなんだ…?
初対面だろ…?
――
「すいません…
インターホンで…
先ほども言いましたが…
私は早乙女SDから
ここに行くよう言われた原田です…」
あらゆる意味で
イケメンに指摘されたような
社会人失格の原田は
さすがに怒りを覚えますが
もちろん言い返すことなど出来ず
訳が分からない状況に加え
元来の気の弱さを見せ
弱々しい声で答えると
イケメンは鼻で笑い
「でっ…早乙女ちゃんは…
いつくるの…?大事な話なんだぜ…
彼女が来なきゃ…話にならないんだよ…」
馴れ馴れしい男の口調に
最初は冗談かと思いますが
――
早乙女ちゃんって…
桜さんの顔見知りなのか…?
もしかして…桜さんも…
同志のようにアイドルに…
彼氏の存在を認めてて…
やはり…コイツは彼氏…?
そんなの聞いてないし…
――
男の正体が分からず
状況も全く理解出来ず困惑したまま
「早乙女SDは…
ここには来ませんが…?」
正直に答えると男は舌打ちをし
「なんだよそれ…
早乙女ちゃんが来るって言うから…
待ってたんだぜ…?
どうにかしろよ…?」
――
やっぱ知り合いなんだ…
――
あまりの迫力に原田は迷わずに
桜に助けを求めようと決め
ポケットからスマホを取り出します
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カテゴリ : 9 天然系アイドルの素顔





